不織布を知る
不織布とは、繊維を織らずに絡み合わせたシート状のもののことを示します。
一般にシート状のものとして代表的な布は、繊維を撚って糸にしたものを織っていますが、不織布は繊維を熱・機械的または化学的な作用によって接着または絡み合わせる事で布にしたものを指します。
不織布は日常生活の中でも多くのシーンで利用されています。
例えば私たちが普段使用している花粉対策用のマスクや紙オムツ等も不織布で出来ています。
この「紙と布の中間」のような素材、これが「不織布」なのです。
意外なほど多くの部分で不織布が使用されています。
さらに、医療分野や電子部品、建築、工業、農業と幅広い分野でも使用されており、現在では、私たちの生活やビジネスシーンにおいてもなくてはならない存在になっています。
共同開発の流れ
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STEP 1 まずはお問い合わせください
まずは貴社がどんなものを作りたいかのご相談をください。
こんな物はつくれるか? などざっくりとしたお話でも構いません
お気軽にお問い合わせください。
STEP 2 生産可能かどうかの判断
簡単なお打ち合わせをさせていただき、社内にて専門的な知識をもつ部署の人間を集め作りたい製品が生産可能かどうかの判断をさせていただきます。
STEP 3 ご要望に対するサンプル提案
生産が可能の判断が出た場合は、ご要望に対するさらなるご提案をさせていただきます。
加藤綿行では、長年培ってきた豊富なノウハウがありますので、貴社にとって一番最適なご提案をさせていただきます。
STEP 4 詳細情報を詰めていき見積もり
上記の内容を踏まえ、貴社と綿密な打ち合わせをさせていただき、製品に関する仕様、またロットや単価等を算出させていただき、お見積書をご提出させていただきます。
STEP 5 試作品のご提供(現物確認)
お見積もりにご納得いただけましたら、試作品の製作にはいります。
実際に現物を見ていただけるので、この段階である程度の修正や直しも可能です。
ご納得いただけるまでサンプルを製作いたしますのでご安心ください。
STEP 6 最終決定・ご契約
いよいよ最終段階です。
サンプル品をご確認いただき、問題なければご契約をしていただきます。
STEP 7 製造・納品
ご契約を締結しましたら、実際に製造を行なっていきます。
加藤綿行では品質の高い製品を自信をもってご提供させていただいております。
もちろん納期等も事前に確認いたしますので、ご安心ください。
不織布の一括対応が可能な設備のご紹介です
不織布の素材を加工する際に使用する弊社の設備をご紹介いたします。
カード機
不織布原料の短繊維をシート化(ウェブ)する装置です。各ラインにカード機を設置しているので2~3層の不織布の製造が可能です。
ニードルパンチ機
特殊針でウェブを交絡させる装置です。
打ち込みの密度や針の種類によって様々な厚や風合など強度等の変化も行えます。
コンベア
クロスレイヤーでウェブを積層し、積層の枚数を変えることで製品の目付量の増減が可能で、2台のカード機を使用すれば、2つの素材を積層した二層不織布の製造も可能です。
熱処理機
ウェブに塗布した樹脂を乾燥させたり、接着繊維を熔かして熱処理を行います。
ふんわりとした不織布ができる三段式エアスルー式としっかりとした熱処理が可能なパンプレート方式の2タイプの熱処理機を備えています。
カレンダーロール
最終工程に設置している熱ロールです。
カレンダーロールを通す事によって、より薄い不織布の製造が可能で、耐摩擦性・硬化・表面の平滑化に効果があります。
また他の素材との接着も可能で、インラインですのでコストダウンにも効果的です。
油圧裁断機
不織布の打ち抜き裁断が出来る装置です。
刃型の形状に応じて不織布を様々な形状に加工出来ます。
その他、弊社都合上、設備の一部のみしかお見せできないものに関しては
以下ギャラリーにてご紹介いたします。
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事例紹介
共同開発にて作成をさせていただきましたお客様の一部をご紹介致します。
コンプライアンス上の観点から企業名などは伏せさせていただく場合があります。
また、詳しい情報や画像等を掲載できない場合もありますが予めご了承ください。
気になることがあればお気軽にお問い合わせください。
準備中
【お客様からの要望】
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【加藤綿行からの提案】
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